これなしで英語は学べない!賢い電子辞書の使い方
辞書は英語学習に欠かせませんが、皆さんはどんなものを使っていますか。
私が中・高校生だった頃は書籍タイプの辞書しかありませんでした。当時愛用したのは大修館「ジーニアス」や三省堂「デイリーコンサイス」。分厚くて重いのを学校に持って行くのが面倒くさくて。。。辞書にはハイライトを引きまくり、付箋をたくさんつけていました。手あかが付いてくたくたになったページを眺めて、それが勉強した証であるかのように満足したものです。
学生時代から今まで様々なタイプの辞書を使用してきましたが、最終的に落ち着いているは電子辞書です。 Google翻訳、アルクの英辞郎などの無料サイトもありますが、機能性、スピード、得られる情報のクオリティーとボリュームを考えると、やはり電子辞書が一番優れているのはないかと思います。
私が電子辞書で重要視しているポイントはこちらです。
1. シソーラス
類語辞典を使って語彙を増やし、英語だけで意味を捉える訓練ができます。類語を知ることにより単語の微妙なニュアンスの違いを学ぶことができ、英語の表現力を伸ばします。
2. 分からない日本語の言葉を確認
英語を学ぶことは、日本語を学ぶことでもあります。英単語を調べているときに意味が不確かな日本語の言葉があったら、必ず広辞苑などで確認するようにしています。これ、ポイントですよ。
3. 例文検索
電子辞書では例文検索も簡単にできます。一つの単語が様々な用途で使われることを学ぶと理解力が深まります。例文も含めてひとまとめに憶えて、使えるフレーズを増やしていくようにします。
4. 英英辞典
英英辞典の一番のメリットは、英語の自然な使い方を学べることだと思います。変な英語に触れたとき、「この使い方は何だか怪しいぞ」と思う感覚が身に付きます。これは英和辞典だけでは得ることができません。高校レベルの英語を習得したら、学習者向けの英英辞典にトライしてみてください。私が使用したのはCollinsのCOBUILDやLongmanです。始めは英和辞典が必要になりますが、洋書を読んでいるような感覚で取り組むといいと思います。
5. 発音の確認
書籍タイプの辞書ではできなかった発音確認が、電子辞書では当たり前の機能となりました。発音記号を解読するよりも耳で憶えるほうがよっぽど身に付きます。私は欧米式と英国式の発音の違いを確認するのに重宝しています。
一番大切なのは、自分にとって使い勝手の良い辞書を見つけることです。私は7−8年前に購入したセイコーの電子辞書を大切に使っています。使い慣れているので、海外での仕事や通訳にも安心して持ち歩いています。
私の辞書は古いタイプですが、それに近くてお手軽なバージョンはこの機種です。参考までにリンクを掲載しました。
セイコーインスツル 電子辞書 PASORAMA 英語モデル SR-G10001AZ 英和大辞典X6冊 英英辞典X11冊
皆さんはどんな辞書を使っていますか?おすすめがありましたら是非コメントくださいね。
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