こんな人に向いているマルタの旅

 

日本からマルタはどのように見えますか?どんな場所だと想像しますか?

ここ2、3年でマルタ共和国の認知度はどんどん高くなってきています。マルタに関するテレビ番組が一気に増え、今まで国の存在すら知らなかった人も、おそらくこんなイメージが頭に思い浮かぶと思います。

 

エメラルドグリーンの海、年中お天気

 

猫がたくさん、のんびりバカンス、フレンドリーで素朴な人達

 

地中海料理、英語が通じる、物価が安い…

 

マルタは東京都23区の半分の面積にも満たない小さな国です。地中海に囲まれているので「何かのついでに遊びに行く」という気軽さはなく「わざわざ行かなくてはならない」場所です。「よし、マルタに行ってやる」という一種の覚悟(?)が必要です。

私はマルタにカナダ人の主人と約6年間住みました。当初はこの国の文化や生活習慣など完全に無知状態で、何をするにも手探りの毎日でした。

今では日本のメディアがこぞってマルタを取り上げるようになり、6年前と比較してもより多くの方がマルタを訪れています。目的も多様化し、通常の観光に加えて語学留学やボランティア、海外挙式、あるいはマルタ猫に会う為に旅行する人も多くなりました。

マルタの認知度が上がったのは嬉しいことですが、「マルタブーム」が起きていることに少し違和感を感じるのも事実です。と言うのは、情報の発信元が未だに限定されていて、表面的なイメージしか紹介されていないからです。英語でもマルタに関する情報はままならなく、ましてや日本語で発信されている情報は、政府観光局やツアー会社の観光促進的な情報、そして、セントジュリアン界隈に滞在する語学留学生のブログぐらいでしょう。

私の印象では、テレビのイメージだけでマルタに来ました!という人がとても多いです。確かにそれでもいいのですが、日本から丸1日かけてマルタ島まで遊びに来るんだから、満足した滞在にしたいですよね。

「ああ、やっぱり○○にしとけば良かった」などとならないように。

ということで、今回は、どんな人にマルタ旅行がピッタリなのかを、私の滞在経験をもとにリストにしました。この項目に当てはまる場合は、マルタの旅をきっと気にってくれると思います。当てはまらない場合は、他の候補地も合わせて検討することをおすすめします。

 

1. ギラギラした太陽を浴びて思っ切り日焼けしたい

マルタは年間300日程度天気が良いそうです。乾季である6月から9月は35度前後の日々が続き、雨が一切降りません。マルタに来たら北アフリカの天候が体験できると思ってください。夏場はUV指数が11を超え、皮膚がじりじりと音をたてて焼けるような感覚がします。そんな太陽を浴びてみたいわ!という人はぜひ8月にマルタへ。

 

2. 静かで落ち着いた場所より、人がたくさんいる賑やかな場所が好き

マルタ人はとにかく賑やか。一昔前のイタリア映画に登場する下町の人々のような雰囲気です。喧嘩や言い争いもダイナミックです。側で聞く私のほうがドキドキするほど怒鳴り合っていても、5分後には冗談を言いながら笑っているほど、感情の起伏が激しいです。そんなマルタ人の”Latin Temper”「ラテン気質」がかえって人間らしくていいわ、と思える人なら楽しめると思います。

 

3. 海水浴は人がごった返していても気にならない

マルタの海は天気がいいとエメラルド色に輝きます。当然ながら、シーズン中は、マルタ人と観光客で島中のビーチがとんでもなく混雑します。人が少ないビーチを求める人は、早朝に海水浴をするか、ボートをチャーターして沖のほうで泳ぐしかありません。また、ビーチのほとんどは岩場なので、人気のある砂浜のビーチはより混雑することに。

 

4. ヨーロッパにいながら中東の雰囲気も楽しみたい

マルタはヨーロッパとして位置づけられていますが、そこに中東の生活習慣も垣間見ることができる独特の国です。マルタ語はアラビア語と同じセム語派で、マルタ語の約40%がアラビア語に由来します。マルタの伝統料理や音楽も中東文化の影響を受けています。また、リビアやチュニジアから中継されているニュースを見ると、その町並みがマルタに酷似しているほどです。

アラン・パーカーの「ミッドナイトエクスプレス」をはじめとして、中世やアラブの世界を舞台にしたたくさんの映画が撮影されています。マルタで撮影された映画を何本か観てから来られると、よりその雰囲気が感じられると思います。

 

5. 歴史や考古学が大好き

「マルタ猫」や「地中海」のイメージに隠れてしまっているのは、紀元前5000年から続くマルタの歴史です。私にとって、奥深い歴史スポットを見に行けることがマルタの一番の魅力でした。未だ謎に包まれている巨石神殿跡は島の至るところにあり、マルタ騎士団が中世に建設したバレッタは、世界遺産に指定されています。考古学や地中海史に興味がある人は、マルタの歴史巡りをおすすめします。

 

6. 私はクリスチャン、または教会巡りが好き

Luqaのビレッジフェスタ

マルタ人の多くは熱心なキリスト教信者(特にカトリック教)で、マルタ、ゴゾを合わせると、教会が359もあると言われています。小さな村にも複数の教会が存在するほどです。よって、キリスト教信者の方や教会巡りが好きな人には興味深い国だと思います。

教会それぞれには守護聖人が祀られているのですが、毎年一度聖人のためにお祭り(ビレッジフェスタ)が催されます。隣村の祭りと競う合うかのように、賑やかなマーチングバンドの演奏や花火が繰り広げられます。近年は宗教色がかなり薄れているようですが、村を練り歩く守護聖人のマーチは圧巻です。

 

7. グルメな旅は求めていない

もし海外旅行の目的が「美味しい料理を食べること」でしたら、マルタはあまりおすすめできません。地中海に接する近隣国のイタリア、スペイン、フランス等と比較しても、マルタの食文化は同等レベルとは言い難いものがあります。一般家庭の食卓に並ぶ料理の大半は、イギリス、イタリア、アメリカのファーストフード。コーヒーはインスタントのネスカフェです。

値段は高いですが(一人40ユーロ〜)、美味しいレストランが無い訳ではありません。私のお勧めは、マルサシュロック湾にある地中海料理店のシーフードです。地元の漁師さんと直接契約しているレストランが出す魚料理は新鮮です。典型的な調理方法は、オリーブ、ケイパー、トマト、ハーブ等でシンプルに味つけられたオーブン焼きです。必ずその日のおすすめを聞いてください。

カフェに関しては、イタリア式の美味しいエスプレッソを出すお店がバレッタやスリエマなどの繁華街にあります。主流はIllyやLavazzaのコーヒーで、一杯1.2 – 2.5ユーロします。本場のジェラート屋さんも数件ありますので、ぜひチェックしてみてください。

マルタの国民的スナック「パステッツィ」は島中どこでも売られています。ひとつ30セント〜。

 

以上のポイントに当てはまる人は、マルタで十分満喫できると思います。皆さんの海外旅行の計画に参考にしていただければ幸いです。

*マルタ留学に興味のある人はこちらのブログをご覧ください。

 

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