ホームスティの意外な事実

語学留学をされる人の大半は、滞在方法のオプションとしてホームスティを検討しているかと思います。

私も短期、長期を含めて計5家庭にお世話になりました。

初めてのホームスティは楽しみな反面、不安なこともたくさんありますよね。いろんな体験談を見たり聞いたりして想像が膨らんでいきます。しかし、ホームスティに関して過剰に期待を持つと、がっかりしてしまうケースが多くあるようです。

ここでは、ホームスティファミリーについて知っておいたほうがよいポイントを紹介しますので是非参考にしてください。実際に留学してみて「こんなはずじゃなかった!」とストレスを溜め、せっかくの留学が台無しにならないようにしてくださいね。

  • いろんな家族構成

ホームスティの家族構成やバックグラウンドは様々です。全ての家庭が、父、母、子供二人、犬一匹で構成される、若くて和やかなファミリーというわけではありません。子供がいない老夫婦や母子家庭、もしくは一人住まいの場合もあります。また、どんな家族にも家庭内の問題はありますし、生活スタイルも多種多様です。

  • 留学受け入れをビジネス感覚でやっている家庭が多い

国際交流を目的にして留学生を受け入れる家庭は少数派です。巣立った子供の空き部屋を利用したい、又は家計費の足しにするために留学生を受け入れている家庭が多いです。もちろん留学生活をしっかりサポートしてくれる家庭もありますから、受け入れをビジネスでやっているのが悪いと言うわけではありません。

  • 食事内容は家族次第?

夕食はたいてい家族が作る規則になっている場合が多いですが、その家庭の食生活が基本ですので、家族によって差があります。毎日ごちそうばかりをいただいているという家庭もあれば、簡単な夕食しか用意してくれない家庭もあるでしょう。他の留学生と比べたら損をした気分になるかもしれません。

もし食べ物にリクエストがある場合は、遠慮せずに必ず伝えるようにしましょう。また、自分の得意料理をごちそうするととても喜ばれます。食べ物の好き嫌いなど会話のなかでアピールすることも大切だと思います。

  • 家族と充実した時間を過ごしたいなら、自ら積極性にアプローチしよう

ホームスティファミリーと良く外出したりスポーツを楽しんだという体験談を聞きますが、これは自分の積極性にかかっています。ホームスティファミリーが休日留学生と一緒に過ごす義務はないので、お互いがその気にならなければ実現しません。週末の過ごしかたや地元のイベントの話などをして、一緒に出かけようと誘ってみるのもよいかもしれません。そういうアクティビティをたくさんすると、家族とのコミュニケーションが円滑になり、生きた英語を学ぶことができます。

  • 家族の一員として振る舞うことが大切

お金を支払って滞在するのは確かですが、家族の一員として生活していることを忘れないようにしましょう。例えば、自分ができる手伝いは積極的に行うといいと思います。自分の部屋掃除はもちろんですが、食事の後の片付けを手伝ったり庭の草刈りをしたりなどやってみましょう。特に家族が忙しそうにしている時に自らすすんでやると、とても感謝されますよ。

ホームスティを今後検討しているかたは、滞在するファミリーとよいコミュニケーションを図り、その生活の中からどんどん英語を吸収し、すばらしい異文化体験をしてくださいね。

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