英語の勉強は朝が一番!「朝英語」を習慣化させよう

みなさんは朝起きてから学校や仕事へ行くまでの時間を、どのように過ごしていますか?ぎりぎりまで寝て、慌てて家を飛び出すタイプですか?それとも、テレビのニュースなどを見ながらゆっくり朝食を食べて過ごしますか?

朝は、英語学習の能率を向上させる上で最も最適な時間帯と言われています。

一日のうちで脳が一番リフレッシュしているのは、起床後すぐの時間帯です。朝は体も頭もリフレッシュしているので集中力があり、仕事がはかどります。また、朝のうちにまとまったタスクを終わらせることができると、それが励みになり、ポジティブ思考が一日中続きます。

脳科学者の茂木健一郎さんは朝勉強のメリットとして「プライミング効果」を挙げています。プライミング効果とは、先攻する刺激によって次の行動に影響がでることを指します。人間は、新しい情報を古い記憶と関連づけながら認識します。一度学習したものは次に学習した時に早く効果的に脳に記憶されていきます。

よって、朝一番に英語を刷り込むことによって(先攻する刺激)その後の生活(次の行動)の中で英語を吸収しやすくなるのだそうです。

朝英語によっても、プライミングは起こります。つまり、朝一番でバーンと英語をやっておくと、起きている間ずっと、脳の英語モードが緩やかに続くのです。 だから日中いつもどおりに生活していても、英語に関する情報がキャッチしやすくなる。自覚はなくても、なんとなく英文が目に入ってきたり、構えずに英語の 音が聞けたりするはずです。朝学習の習慣化は、長期的には必ず大きな違いになってきます。

脳科学から見る!「朝学習の有効性」(アルク)より

このように、朝一番に学習をすると、さまざまなメリットがあります。朝勉強の取り組みをしたことがない人は、是非この機会に挑戦してみては?

参考として、私が続けている朝の過ごし方をポイント式にまとめてみました。

朝起きたら机に直行!

洗顔と歯磨きをしてコーヒーを作ったら、机に直行し、その日に終わらせたい大切な作業や学習に取り組みます。私はそれを終わらせるまでEメールやTwitterなど一切チェックしません。テレビを付けたり新聞を見たりなどもしません。お腹が空いてもここはちょっと我慢です。この時間帯に一気に片付けてしまうと、達成感から気分がすっきり!よい一日をスタートさせることができます。

まずは30分を目標に

「朝の忙しい時間に無理」と思うかもしれませんが、まずは普通より30分早く起きることからスタートしてみましょう。 もしまとまった時間がとれないのであれば、午前中のうちに時間帯をいくつかに区切って設定してもいいと思います。 私の知り合いでは、毎日朝4時に起床して、その日の仕事を午前中のうちに終わらせる人がいます。人それぞれにリズムはありますが、朝起きてすぐ取り組むという点では共通しています。

習慣化するとそれが当たり前になる

この取り組みを続けるうちに、 嫌でもやらざるを得なくなってしまうので不思議です。誰かに強制されている訳ではないのに、朝一番の作業が習慣化して、自然と体が動くようになります。私の場合、何かの理由でさぼってしまうと、一日中気分がよくありません(これもプライミング効果なのでしょうか?)別の時間帯に同様の作業をしようとしても、あまり効率良く作業ができないような気がします。

前日にプランを立てる

重要なポイントの一つが、前日にプランを立てることです。朝無駄な時間を過ごさないためにも、どんな作業をするのかなるべく具体的に計画を立てて、ノートに書いておきます。私も手帳サイズの「タスクノート」を用意しています。取り組んでいる英語のテキストがあれば、何ページ目からどれぐらい取り組むのかなど、数字で示せる目標はなるべく前日に記しておきます。朝起きたら、そのノートに書いてあることのみを実行します。

終わらせた作業はチェック

プラン通り行った作業は全てチェックしていきます。一週間毎に見直して、自分がどれだけ前進したかを目の当たりにできます。目標どおりに英語学習がすすむとモチベーションも上がります。

マルチタスクをしようとしない

「あれもしないと」、「これもしないと」と思わないことが大切です。会社で複数の業務をまとめて片付けようとするマルチタスカーがいますが、集中力が散漫になり、結果としてよい仕事をすることができません。英語学習も一緒です。今している学習ひとつに集中して、それを積み重ねていくことが大切だと思います。

「時間が無いから」を理由に英語に取り組まないのはこれで終わりにして、「朝英語」を習慣化させてみませんか?もしこのブログを読まれて朝英語に取り組んだ人がいましたら、ぜひ感想を聞かせてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る