大学留学で身に付けた語学力ー応用編
(このブログは 「大学留学で身に付けた語学力」の続編です。こちらを初めにお読みいただくと話の流れがわかります。前編を読む)
このブログは応用編として、大学留学中に行っていた学習スタイルをヒントに、おすすめする効果的な英語学習法を提案します。
まず、大学の授業のプロセスは大きく4つに分けることができます。
1)講義を受ける
2)本などを参考に理解を深める
3)学んだ内容を書いてまとめる
4)ディベートやプレゼンをとおして意見交換をする
このプロセスをまねた英語学習を、普段の英語学習に取り入れることができないでしょうか。
1. TEDなどのスピーチを聞いてノート取りをする
自分が興味を持てるTED Talkを聞いて、ノート取りをしてみましょう。TED Talkが難しいようであれば、持参するリスニング教材を使用しても構いません。大切なのは、内容を理解しそれを自分の言葉で書き出す作業です。できれば英語でノート取りをします。
始めのうちは聞いた文章をそのまま書き出す(ディクテーション)だけでもOKです。語彙力が伸びてくると、自分の言葉でノート取りができるようになります。
2. 本などを参考に理解を深める
1.のトピックに関連した内容の理解を深めます。本や雑誌、もしくはネットなどでリーディングを行い、頻出する表現や単語を憶えていきます。この段階で単語帳を作成しておくと便利です(次のステップに使用します)。
3. 学んだ内容をエッセーにまとめる
学んだことを自分なりに書いてまとめてみます。ブログのパートIでも触れましたが、欧米のアカデミックライティングは日本のとは異なります。将来留学を検討している人は、留学前から準備をはじめることをおすすめします。ライティングでの意思疎通が最低限できるのが目標であれば、自分の意見をクリアーな文章で作成することに集中しましょう。難しい表現よりもシンプルな単語で簡潔に書く文章のほうが優れています。知っている語彙を上手に工夫して、アウトプットしていく練習をしましょう。
4. 他の人と学んだ内容を討議、あるいは話し合う。
オンライン英会話などを利用している人やネイティブスピーカーの知り合いがいる人は、学んでいるトピックを話題に持ち出しましょう。
“I’m studying about 〜, so I’d like to discuss with you and hear your opinion.”
などと始め、1〜3のプロセスを通して学んできた単語や表現を使って説明してみましょう。
理想なのは、ネイティブスピーカーに自分のエッセーを読んでもらいプルーフリード(添削)をしてもらうことです。これをするとライティング力がかなり向上します。
この機会に、上記の学習法にぜひ挑戦してみてくださいね!
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