ワーキングホリデーで最高な海外生活を送るために大切なこと

 

1年間日本を離れて海外に住み、働いたり旅したりする体験ができるワーキングホリデー。2017年度におけるワーキングホリデー協定国は17カ国あります。定番のオーストラリアやカナダをはじめ、北欧のデンマークやフィンランド、またオーストリアやハンガリーなどの国々も加わりました。英語を公用語とする国は全部で5カ国ですが、ベルリンやコペンハーゲンなど、都心に滞在すれば英語が使える欧州国が9カ国あります。

若い頃に日本を出て海外に住む経験をするのは、私も賛成です。欧米では、大学に入学する前の1年間を自分の思うままに、好きなことをして過ごす”Gap year”という文化があります。例えば語学留学をする、世界1周旅行をする、趣味に没頭するなど、時間の過ごし方は様々です。

欧米ではGap yearのような「自由時間」が尊重されていますが、その一方、日本社会ではその価値観があまり理解されていないのが現状です。実際に、ワーキングホリデー後に就職できず苦労している人がたくさんいます。

私は個人的にワーキングホリデー制度を利用したことはありませんが、カナダの日本食レストランで事務職をしていた時に、たくさんのワーホリメーカーに出会いました。普段はオフィスで仕事をしていましたが、レストランが忙しくなると、フロアの手伝いに駆り出されたものです。一緒に仕事をして仲良くなるうちに、彼らのワーホリに対する理想と現実のギャップや、海外生活をしていて楽しいこと、大変なことなど色々教えてくれました。

これからワーホリに行く人は、期待と夢でいっぱいだと思います。楽しみなことに越したことはありませんが、ネット上で見る体験談のように、ポジティブなことだけが待っている訳ではありません。ということで、今回は、私がカナダで出会ったワーホリメーカーの体験談を参考にした、より有意義な海外生活を送るための5つのヒントを紹介したいと思います。

 

  1. 英語でする情報収集に慣れておく

    初めての土地でまずしなければならないのは、情報収集です。海外では、いかに正確且つ多くの情報を集められるかが生活のクオリティーを大きく左右します。口コミや、本やネットで見聞きしたり、通りがかりに目にすることもあります。日本語なら、どちらかといえば勝手に流れ込んでくる情報を選別するのに努力を要しますが、勝手が違う海外では、アンテナを張り巡らせて探し出す努力が必要です。日本語で得られる情報に頼ることもできますが、量も質も限られていますので、出発前から英語でリサーチする練習をしておくことをおすすめします。

  2. 仕事の探し方、履歴書の書き方、インタビューの受け方に慣れておく

    ワーホリ中に仕事をしたい人は、日本にいる時から準備をしておいたほうがいいと思います。例えば、カナダを渡航先に検討している人は、実際にネットでトロントやバンクーバーの求人情報を検索してみてください。また、現地から帰国した人から直接就職事情を聞いてみてください。都市によって、日本人を積極的に雇用している場所とそうでないところがあります。やはり、日本人観光客が多く訪れるスポットや日系企業が集まる都市では、アルバイトができる可能性が高いです。英語と日本語の履歴書を両方準備し、できれば英語で受ける面接にも慣れておくと、現地で焦らずにすみます。

  3. 自主的に動けること

    海外では日本にいる以上に自分の頭で考えて動ける力が大切です。誰も知らない場所でゼロから生活基盤をつくるためには、いろんなことを自分で決めていかなければなりません。「何事も挑戦」と楽しんでできる人もいれば、めんどくさいと思う人もいるでしょう。自主性がない人は、先に現地入りした日本人のワーホリメーカーにばかり頼ってしまう傾向があります。なるべく自分を外に向けていかないと、地元の生活に馴染むチャンスがなかなか作れません。また、「自主的に動く」ことは、自分の行動に責任を持つことでもあります。ぜひその力をワーホリ中に養ってください。

  4. 日本人との付き合いはほどほどに

    日本人が採用されやすい求人の多くは、観光業やレストランなど、日本語が必要な会社での仕事です。そういう場所には当然日本人が集まりますので、仕事の後もそのまま同僚と日本語で過ごしてしまうワーホリメーカーが多くいます。仕事中はその都度必要な言語を使いますが、普段英語を使う工夫をしないと、状況によっては日本で生活しているのと一緒になってしまいます。

  5. 1年の短さを忘れない

    1年は長いようであっという間に終わります。始めの数ヶ月は海外生活に慣れるのに必死だと思いますが、学校に行ったりバイトをし始めると、毎日が淡々と過ぎていきます。資金が底をついてしまい、予定より早く帰省するはめになる人もいます。旅行しようが毎日家でゴロゴロしようが期間は1年です。どうぞ後悔しない日々を送ってください。

20代、30代の体験は、よくも悪くもその後の人生に大きな影響を与えます。ワーホリを終える1年後、自分はどんな人間になっていたいのか、どこに向かっていきたいのかを頭の片隅に置きつつも、世界の人々との出会いや異文化を楽しみ、様々なことを吸収してください。

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