通訳者になるとは「受験勉強」を一生続けるようなもの

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今回は、みなさんに通訳にまつわるお話をしようと思います。ちょっと愚痴も入ってますが読んでください。

どんなに長年通訳の仕事をしているベテランでも、仕事前に必ずしていることがあります。

それは「下準備」です。

どんな下準備かというと、

  1. 依頼者から、通訳の内容に関わる情報や資料をかき集める。どんなに些細なものでも目を通す
  2. 当日通訳する内容を推測し、日本語で理解する。専門的な内容なら、本やネットで知識を深めておく
  3. 同じことを英語でもする
  4. 必要な専門用語を英語、日本語ともに書き出し単語リストを作成する
  5. 4を頭に叩き込んで記憶する

私はこの作業を毎回行っています。時間に余裕がある時はゆっくり準備できますが、当日までの時間が数日しかない場合は、受験生のように鬼になって勉強します。内容を両言語で理解していなければ、通訳できないのです。

トピックが専門的であればあるほど、この下準備をしっかりしておく必要があります。例えば、観光の通訳をするならば、歴史、建築、社会、アート、経済などいろんなジャンルの話題が飛び出します。日本語と英語で言い方が異なるため、そのまま訳出できない用語もあります。英語と日本語両方で自らガイドさんができる位の知識が頭に入ってないと、質の高い通訳は提供できません。

通訳者の地味な現実を知らない人の中には「内容は知らなくてもいいんです。ただ言われたことをそのまま通訳していただくだけですから」などと本気で言ってくる人がいます。

通訳者を目指している人は、まずこの現実を知りましょう。新しいことを学ぶのが好きな、好奇心旺盛の方には向いている職業かもしれませんが、終わりのない「受験勉強」はキツイですよー!

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